2008年11月26日水曜日

ひと、まち、かがく。CoSTEPハコダテサイエンスカレッジ報告本編2

本ブログでの関連記事はこちら。

ひと、まち、かがく。CoSTEPハコダテサイエンスカレッジ報告
#参加者に書いていただいた報告記事を紹介。

ひと、まち、かがく。CoSTEPハコダテサイエンスカレッジ報告本編1

さて,間があいてしまいましたが,11月16日(日)に行われたワークショップの報告です。
受講は未来大学,函館高専の学生さんを中心に10名強。午前中は全体ワーク,午後はライティング,ビジュアルデザイン,映像編集の3チームに別れてのワークショップでした。

まずは自己紹介からはじまります。



名刺交換ならぬ,お菓子交換。
話かけるきっかけや楽しい雰囲気づくりに一役買っていました。


続いて,この日のテーマ,
「はこだて×かがく=?」の全体ワークに入っていきます。


まずは函館のイメージを参加者それぞれが色にたとえていきます。
出てきたのを書き出してみるとグレーのイメージ。
■白 なんにもない
■ラムネ色 海と歴史,ノスタルジー
■グレー 曇りがちな天気と未来大のコンクリート
■紫 歴史を感じる
■バラ色 楽しいことだらけ
■グレー 海の色,石畳
■グレーがかった薄紫 イカをさばいたときの色
■水色 海,海由来の名産品
■グレー だんだん衰退,暗い
■オレンジ 夕日に染まる
■ブルー 海の色,連絡船の歴史
■グレー まちなみ
■グレー 住んでいる人の気持ち
■銀色 夜景
■緑 緑のしま,公園,自然


出てきたイメージを元に,海,歴史やまちなみ,自然の3つのグループにわかれて,「はこだて×かがく」で何が出来るのかアイデア出しをしました。

突拍子もないアイデア歓迎,そんなの無理,とかネガティブなコメントは禁止です。

と,その前に,講師のWさんが一つ例を出してくれました。

秋田県版のモノポリー





秋田の女子高生切り絵作家がデザインした版,秋田犬のコマとかまくらの家,天然秋田杉が使われているパーツもあり,何とも郷土愛を感じる一品です。
函館版も作りたいと本気で語りながら紹介してくれました。
要はこういう楽しいノリでアイデアを出して欲しいということです。


海テーマから出てきたのは,海や海洋生物などを題材にした近未来SF映画を作る,というアイデアでした。


歴史やまちなみ班からは,坂道を使った物理実験や,函館山からの巨大糸電話,環境とともに変化する函館のまちなみを科学的にシミュレーションするといったアイデアが出てきました。


自然班からは,安全で美味しく遊べる自然ガイドマップや自然ツアー,地元のものを使った美味しいお
店の紹介との組み合わせ,といったアイデアが出てきました。


アイデアを出せ,といわれても中々出てこないものですが,捻り出されたアイデアに対して色々なことがくっつき膨らんでいく点に面白さを感じました。


長くなってきたのでワークショップ午後の部は別の記事にて。

<つづく>